仕事や勉強がはかどる文房具の頂点は?「文房具総選挙2022」のポイントを一挙チェック!

2021年度に登場した新作文房具から、仕事や勉強がはかどる機能をもつ文房具100商品が選出! 一般からの厳正なる投票によって頂点を決する「文房具総選挙」、記念すべき第10回の栄冠は、いったいどの文房具に輝くのか!?

みんなの投票で頂点を決す……それが「文房具総選挙」だ!

選考委員として参加する文房具のプロたちが、2021年度に発売された文房具のなかから選考しノミネート。大賞・準大賞や各部門賞は、読者や文房具ファン、一般ユーザーからの投票により決定します。

ノミネートの条件は、この2点。

・仕事や勉強を効率化する機能を持っていること・2021年4月以降に発売された、もしくは2022年3月23日までに商品の発売情報が公開されていること

投票は3月24日から受付を開始し、4月24日23:59まで。結果は5月24日に発表します。なお、ノミネートされた商品と入賞した商品はそれぞれ、「伊東屋」及び、本州・四国の「イオン」「イオンスタイル」(252店舗)、さらにオフィス用品のECサイト「カウネット」で販売します。※一部商品を除く。

まずは前年の“大賞”受賞商品をおさらい

「文房具総選挙2021」は、アウトドアでも活躍する“無敵”なタフ系マーカーが大賞に!

日本初の油性マーキングペンを生み出した老舗が作る、超タフな油性ペン。水に強いインクと耐摩耗性に優れた強化型ペン先を採用し、屋外や水回りで使え、災害時にも重宝する。ペン先は極太(写真)とおの型の2種展開。税込253円(おの型)、473円(極太)

では「文房具総選挙2022」の見どころは?

1.最新の“はかどり文房具”が100商品ノミネート!

コロナ禍をきっかけに、仕事や学習環境は、在宅とオフィス/学校と状況に沿って使い分け、異なる環境の下でも臨機応変に対応する必要に迫られるようになりました。いかにスムーズ、かつ快適に仕事や勉強を進め、パフォーマンスを発揮できるか。それをサポートするのが“はかどり文房具”です。

2013年にスタートした「文房具総選挙」は一貫して、このはかどり文房具をフィーチャー。“選挙”として情報を発信し、”投票“によって読者や文房具ファン、一般消費者に参加してもらうことで、それぞれが求めるはかどり文房具を選ぶ機会を提供してきました。今回は記念すべき10回目の開催! 上記の選考条件に合致した100点の文房具がノミネートされました。

2.「在宅&ハイブリッドワークがはかどる文房具」部門がスケールアップ!

この2年、コロナ禍をによって半ば強制的に“働き方改革”が進みました。パソコン作業に欠かせない小物を素早くまとめられるアイテムを中心に、スタンディングワークの目線に高さを合わせられるパソコン台や膝上に作業スペースを創出するトレーなど、作業環境を整備するアイテムも含めてノミネートしました。

筆記具をコアに、それを使う環境を構成するモノさえも、文房具(文具)であるーーーそんな“文房具”という言葉が示す範囲が拡大する傾向に対応しました。

仕事や勉強がはかどる文房具の頂点は?「文房具総選挙2022」のポイントを一挙チェック!

3.環境への負荷や多様性に配慮した「SDGs文房具」をノミネート!

文房具のジャンルでも、サステナブル、もしくは多様性を求めるSDGsの観点を取り入れた商品が次々と登場しています。インクが長持ちするボールペンや、燃やしても有害物質を発生しないクリップ、ペーパーレスの“ノート”、左利きでもスムーズに使えるハサミなどを選出しました。

4.学研キッズネットとコラボし、キッズが喜ぶはかどり文房具を多数選出!

25周年を迎えた老舗、かつ国内最大規模の教育メディア「学研キッズネット」とのコラボレーションが実現。キッズ専門媒体の視点を取り入れながら、真にキッズの学習をサポートする文房具をノミネートしました。

5.3年ぶりにリアルイベントを開催! しかも2回!

全国的に「まん延防止等重点措置」が解除されたことで、3年ぶりにリアルでのイベントを開催します。来場者には、全ノミネート商品を触って確かめられるタッチアンドトライや、スペシャルゲストや選考委員たちによるトークセッションなどをお楽しみいただけます。

・4月2日(土) 銀座伊東屋 B1F「インスピレーションホール」 ※同日のトークセッションは、同時にオンラインでライブ配信いたします。

・4月24日(日) イオンスタイル新浦安 1F 催事場

6.公式ムック「文房具総選挙10th ANNIVERSARY BOOK」の発売決定!

10回目の開催を記念し、10年間の受賞商品を振り返るとともに、文房具トレンドを総括するムックを発売予定。文房具マニアとして知られるタレントやアーティストのインタビューなど、盛りだくさんの内容で構成します。

また、最多受賞歴を誇る文房具メーカー、キングジム公認の特製「立つ! キングファイルポーチ」が付録として付きます。※詳細は追ってお知らせします!

トレンドと機能で分類した8部門・100商品をチェック

ノミネートされた文房具のラインナップに、その年の世相が見える!? 2021年度のはかどり文房具をフィーチャーした「文房具総選挙2022」は最新の傾向を反映した「トレンド部門」3部門と、機能によって分類した5部門の、合計8部門。部門によってボリュームの差があるものの、およそ10数商品ずつが選出され、合計100もの商品がノミネートされました。

在宅ワーク用ツールは、2021年度も引き続きホットなジャンル。今年は机上だけでなく、仕事環境を整備するインテリア寄りのアイテムまで選出しました。 15商品がノミネート。https://getnavi.jp/stationery/716263/

子ども向けの学習情報ポータルサイト「学研キッズネット」とコラボした本部門。新しい教育方針を反映し、PCやタブレットと併用できる文房具も登場し始めています。15商品がノミネート。https://getnavi.jp/stationery/717396/

文房具の分野でも、脱プラや森林保全、ペーパーレスなどに貢献できる、SDGsに配慮したアイテムが続々と登場。左利きでも使えるといった多様性にも配慮するなど、企業努力が光るアイテムたちに光を当てました。13商品がノミネート。https://getnavi.jp/stationery/717444/

「サラサ」や「ジェットストリーム」、「ボールサイン」など、人気シリーズの新モデルが多数登場。ノミネート商品が最多の16点という、激戦部門でもあります。16商品がノミネート。https://getnavi.jp/stationery/717119/

最新のクリップボードや狭いデスクでも広げやすいノート、メモ帳を中心に選出。ルーズリーフの利便性を高めるアイテムにも注目です。11商品がノミネート。https://getnavi.jp/stationery/717178/

例年はペンケースのノミネートが目立つ部門ですが、今年はドキュメントファイルが豊富に揃いました。小物を一緒に持ち運べる書類ファイルにも注目です。12商品がノミネート。https://getnavi.jp/stationery/717298/

開梱用カッターや瞬間接着剤など、ホームセンターに並ぶタフな文房具が多数登場。一方で、持ち運びやすいコンパクトな文房具も選出されています。10商品がノミネート。https://getnavi.jp/stationery/717325/

ハンコ関連商品に名品が多数登場し、部門名を「分類する・印をつける」から「印をつける・捺す」に刷新。もちろん、付箋やタグにも良品が揃っています。https://getnavi.jp/stationery/717346/

「文房具総選挙2022」選考委員の面々

最後に、以上の8部門・全100商品を審査、選考した「文房具総選挙2022」選考委員会を構成する面々を紹介しておきましょう。GetNaviやGetNavi webの連載記事でお馴染みの顔ぶれに、文房具ファンから支持されるショップのバイヤー、さらにGetNavi/GetNavi webの文房具担当を加えた7名で構成しています。

文具ソムリエール菅 未里 さん文房具に関するメディア出演や商品監修などで活躍し、著作も多数。GetNavi webで「菅未里の自腹買い文房具」を連載中。

文房具ライターきだてたく さん最新の機能派文房具から雑貨/ファンシー系オモシロ文房具まで、なんでも徹底的に使い込んでレビューする文房具ライター。文房具の楽しさを伝える講演活動なども精力的に行っている。GetNavi webで「きだてたく文房具レビュー」を連載中。

ライター/放送作家古川 耕 さんTBSラジオ「アフター6ジャンクション」「ジェーン・スー 生活は踊る」などで構成作家を担当。ライターや編集者としても活動し、「OKB(お気に入りボールペン)48総選挙」の総合プロデューサーも務める。「GetNavi」で「文房具愛好家・古川耕の手書きをめぐる冒険」を連載中。

銀座 伊東屋文房具バイヤー吉田 聡 さん銀座本店・池袋店・玉川店・新宿店と、大型店舗勤務。各店舗では、グリーティングカード・万年筆・事務用品などを担当、また新宿店では店長を務めた。今春よりバイヤーに就任。好きな文房具はぺんてる「プラマン」(200円のほうです)とLAMY「サファリ」の万年筆。

イオンリテール大野 智さん「年賀関連商品」や「シーズン商品」などのバイヤーを担当。最近はテレワーク関連の商品に興味津々。

雑誌「GetNavi」文房具担当鈴木翔子雑誌『GetNavi』にて文房具担当歴3年。子どもの頃からノートや手帳が好きで、買い集めてはいるものの、かわいい字やイラストが描けないのが悩み。マイブームはミドリの「MDノート」で自作した連用日記。

ウェブメディア「GetNavi web」文房具担当和田史子10年超の雑誌編集を経てウェブ編集部へ。好きなペンはビックのオレンジEG、プラマン、ユニボールエア。好きな紙はユポ、グラフィーロ、サンバレーオニオンスキン、藁半紙。後世に遺したい(遺したかった)文房具はショットノート。

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