「モレスキン」ピカソ、ヘミングウェイも愛用したモレスキンノートの魅力

モレスキンノートブック クラシックシリーズ

〇ブラックブラック以外にもカラーバリエーションがあり

〇レイアウト(ページフォーマット)・横罫線・ドット・方眼罫・無地サイズやカラーによりないレイアウトもあります

〇サイズ基本:ポケット・ラージ黒のみ、XL・XXL

〇価格ポケットサイズ ¥2000-(税別)ラージサイズ¥2900-(税別)

10年以上も昔の話、本屋さんの一角に高貴なオーラを放つノートブックが並んでいた。

そのオーソドックスな黒の手帳にはまるで引力があるかのように引き寄せられたが、当時1600円を超える価格に一介のサラリーマンだった私には高嶺の花のような存在ですぐに購入するには勇気が足りなかった、それでもそのお店に行くたびに手に取っては棚に戻す日が続いたが、ある日覚悟を決めて恐る恐るレジまで運んだ手帳が今回のモレスキンノートだった。

歴史の中のモレスキンノート。

「モレスキン」というブランドには歴史があり、パブロ・ピカソをはじめアーネスト・ヘミングウエイなど多くの芸術家や思想家から支持され、有名な紀行作家ブルース・チャトウィンも愛用していたといまに伝えられています。

残念ながら1986年にフランスの製造元が閉鎖されて、世界からモレスキンノートが姿を消してしまいましたが、その後愛好家の惜しむ声に応えるかのように、1998年にミラノの出版社がかつての伝説のノートを復活させたものが現在のモレスキンノートになります。

In case of lossって?

自分の記録を記したノートブックは、なにものにも変えられない宝ものになるとモレスキンツーザーは語ります、そのノートブックを紛失することは自分自身の人生の一部を失うこと同じとあって、ホテルやカフェに置き忘れる他、移動中に落としてしまった時はもう一大事、そこで表紙を開いた最初のページにある「In case of loss」に自身の連絡先を記載しておけば、万が一の事態が起きてしまった時でも、手元に戻ってくる可能性が大きくなります。

私自身出張中にイベント会場で置き忘れる失態を犯したとき、書き込んでおいた連絡先に電話が入って数時間後に無事に手元に戻ってきた経験があります、モレスキンノートを購入して最初に記入するべきはこのページです。

「モレスキン」ピカソ、ヘミングウェイも愛用したモレスキンノートの魅力

アイデアで活かされる拡張ポケット。

拡張ポケットもモレスキンノートの代表的な特長のひとつ、手帳に収まりきれないものを入れておけば紛失防止に役立ちます、ビジネスマンなら予備の名刺を挟んでおいたりするのもいいでしょう。また「In case of loss 」と連動して1000円程度の紙幣を入れておき、拾ってくれた人への謝礼としておくのもいいのもオススメです。

手帳をまとめるゴムバンド。

ライフハックやログとして使いこなすユーザーは映画や美術館の半券など様々なメモリアルアイテムを貼り付けていくので、次第に大きく膨れ上がってしまいます、ゴムバンドはそんな肥大したモレスキンノートをまとめる時に役に立つます。

立ったままの筆記も可能なハードカバー。

数あるモレスキンノートのラインナップの中で、1番人気はハードカバーモデル。立ったままでも筆記が可能なスタイルはいつでもどこでもユビキタスなノートブックとして活躍できるフィールドの広さを物語ります。

市販されているA5サイズのノートブックはおおよそ60ページ、これと比較してもモレスキンノートは約3倍にあたる192ページものボリュームを誇ります、100円均一ショップにならぶモレスキンノート風の手帳との違いもこんなところに出ています。

コレクター心がくすぐられる特別なモレスキンノート。

モレスキンノートの特徴はシンプルなデザインにありますが、これとは別にファンを魅了してやまない限定版ノートブックがあります。

モレスキン製品取り扱い店舗で発売される限定版から美術館などの芸術やアーチストとのコラボレーションノート、さらには店頭やオンラインショップでは手に入れることができないノベルティーとしてのノートブックはコアなファンでもその全てを把握することができないほど多彩です。

美術館で鑑賞の記念として購入したり、旅行のお土産としてもらったりした人がモレスキンノートとは知らずに使っている人がいるかも知れません。

春の風物詩サクラコレクション。

卒業のシーズンを迎えるこの季節にソメイヨシノのサクラよりも一足早く花を咲かせるのが「モレスキンノートサクラコレクション」です、新生活をスタートする社会人へのプレゼントとしてもきっと喜ばれるはず、春の季節にだけ発売される特別なモレスキンノートです。

12年目のモレスキンノート。

最初の1冊から12年目を迎えた私のモレスキンノートはいまでも健在で、まだまだ衰えを感じさせません、ポケットサイズやラージサイズは規格が統一されて、書棚や押し入れに収納する際もすっきり片付けることが可能です。

はじめての人には少々敷居の高いノートブックかもしれませんが、そのハードルを越えたとき、モレスキンノートは人生を共に過ごす素敵なパートナーとなってくれるでしょう。

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