「思わず使いたくなるイマドキ文具」ヒミツは環境に優しいアップサイクルにありました

素材と仕上げにこだわった4種類の限定アイテム

コクヨの「KOKUYO ME(コクヨミー)」シリーズから、シリーズ第6弾が登場。今回のポイントは、廃棄された衣料を活かしたアップサイクル素材でつくられていることだ。【画像】廃棄された衣料が生まれ変わった「KOKUYO ME」の新作を見る(11枚) ラインナップは、A5とB6サイズの「ノートカバー」と「ツールポーチ」、そして「メモカバー」の全4アイテム。いずれも数量限定品となる。

 「思わず使いたくなるイマドキ文具」ヒミツは環境に優しいアップサイクルにありました

「ツールポーチ」は、ペン、イヤホンといった小物を携行するのに便利だ

2019年に誕生した「KOKUYO ME」は、文具を単なる道具としてではなく、使う人の“自分らしさ”を表現するライフアクセサリーと定義。これまでコクヨが大切にしてきた使いやすさと機能性をベースに、“CMF(=Color:色、Material:素材、Finish:仕上げ)”にこだわり、感性に響く製品を創出してきた。その結果、アクセサリー感覚でアイテムを組み合わせられ、持つ人の個性を輝かせる新しい文具として人気を得ている。 そんな「KOKUYO ME」の第6弾ついて、コクヨ広報の吉村さんは次のように語る。「『KOKUYO ME』シリーズは、世のなかの変化や感性に響くトレンドに敏感な、ミレニアル世代のアクティブワーカーをメインターゲットにしています。新しい第6弾では、不要になった衣料の多くが焼却ゴミとして処理されている社会的課題へと意識を向け、廃棄衣料をアップサイクルした素材を取り入れた文具づくりにチャレンジしようと考えました。 その上で、感性的なトレンドとしてエシカルに着目。CMFにおける“Material”と“Finish”へのこだわりとして、廃棄衣料を再利用した素材を新たに採用しています」

使いやすい新作文具の種類とカラーは?

昨今の多様な働き方にマッチする機能性を備えながら、素材が生み出す独特の風合いも魅力的な「KOKUYO ME」シリーズ。それはアップサイクル素材を使用した第6弾にも継承されていて、いずれのアイテムも、デニムネイビーとクロスブラウンの2色を展開する。

「メモカバー」は付属のカードサイズメモとペンをいっしょに持ち運べるほか、同シリーズの「カードサイズメモ」とも組み合わせ可能だ

●唯一無二のやさしい色合いが魅力「デニムからは紺色、茶色系統の衣料からはブラウンの色材が生み出されます。深い色合いと光沢感のある、レザーのような独特な素材感も特徴です」(吉村さん)「ノートカバー」はA5、B6サイズともに背の部分にペンを挿せるため、余分な厚みが生じずスリムに持ち運べる。すでに発売されている同シリーズの「ノートブック」(A5サイズ/B6サイズ)と組み合わせることも可能だ。「ツールポーチ」は、同シリーズの野帳やペン、イヤホンといった小物といっしょに持ち運べるポーチ。移動の多いワーカーにおすすめだ。 そして「メモカバー」は、付属のカードサイズメモとペンをいっしょに持ち運べる。同シリーズの「カードサイズメモ」と組み合わせ可能な仕様となる。 新たなアイデアによって廃棄衣料を普段使いに便利なアイテムへと生まれ変わらせるエシカルなモノづくり。手に入れて愛用することが社会貢献にもつながる「KOKUYO ME」は、消費の概念を少しずつ変えていきそうだ。●製品仕様・価格:3960円(ノートカバーA5/消費税込、以下同)、3740円(ノートカバーB6)、3850円(ツールポーチ)、1760円(メモカバー)カラー:デニムネイビー、クロスブラウン

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