最新のNISMOパーツをセットした「スカイライン 400R」「ノートオーラ NISMO」をチェック

走りを求める層の期待に応える

ノートオーラ NISMOは、もともと標準の「ノートオーラ」から大幅に手が加えられているベース車に対して、さらにNISMOの各種パーツがいくつか装着されていた。

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ただでさえ目立つクルマにさらにアクセサリーをフルに装着した姿は、小さいながらも大きな存在感がある。アドオンタイプのエアロパーツとガーニッシュ類の追加により、個性際立つルックスを見せている。同じくインテリアも雰囲気が大きく変わって、より特別感のある印象的な空間となっている。

従来型のE12のMT車に向けて作ったという鍛造アルミホイールは、若干インセットがはみだす設定だったところ、E13のノートオーラに履かせるとちょうどよく、迫力あるデザインも効いて見た目のスタイリッシュさが大きく増している。

ノートオーラ NISMOはエアロパーツやLMGT4Sアルミロードホイール(鍛造)などをセットカーボン柄とレッド&シルバーのコンビネーションでサイドロア部の印象を引き締める「サイドロアガーニッシュセット」はフロント、サイド、リアの左右8枚セットで3万800円チェッカー柄のグラデーションが特徴的な「フロントグリルガーニッシュ」(8800円)17インチのLMGT4Sアルミロードホイール(鍛造)は適合確認中のもの。タイヤはミシュラン「パイロット スポーツ 4S」(205/50ZR17)をセット太陽光や夜間の後続車のヘッドライトのまぶしさを軽減する「マルチファンクションブルーミラー」(2万3100円)アンテナ部にカーボン柄、リアウィングサイドにレッド&シルバーのコンビネーションを配してリアまわりの印象を引き締める「アンテナ&ウィングサイドガーニッシュセット」(2万4200円)レッドがアクセントとなって魅力的なインテリアを演出するインテリアパネルは、「シフトノブベースフィニッシャー」が1万8700円、「ウィンドウスイッチフィニッシャー」が4万700円

鍛造のアルミホイールということで、もちろん高い強度と大幅な軽量化を実現しており、それが走りにも効いている。もともと軽快なハンドリングが魅力のノートオーラ NISMOが、さらに軽快になっていることを体感。意のままのコーナリングを実現している。バネ下の軽量化により足まわりの動きがスムーズになりストローク感も増して、より路面をしなやかにかつしっかり捉えている感覚がある。これには開発中のエアロパーツによるダウンフォースの向上も効いているに違いない。

e-POWERならではの瞬発力ある加速も、やはり魅力的だ。もともとノートオーラ NISMO自体がノートオーラの標準車に対して専用に味付けされていて、そこからさらに手が加えられたわけではないが、現状でも十分にスポーティな走りを楽しめる。

従来型のノートNISMOも、NISMOが主催するドライビングアカデミーへの参加者が非常に多く、彼らのNISMOへの期待は大きいことをかねてよりヒシヒシと感じてきたと関係者も述べている。その思いに応えるため、人気の高いモデルゆえなおのこと、NISMOでは今後もスポーツパーツをはじめいろいろなアイテムをラインアップしていく予定という。

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