直径1キロの小惑星が地球付近を通過…1月19日早朝(日本時間)、月の約5倍の距離

地球を通過する小惑星を追跡できるNASAのウェブサイトのスクリーンショット。

数百メートルの大きさの小惑星が、1月18日に地球の近くを通過すると予想されている。NASAはこの巨大な宇宙の岩を「潜在的な危険」と分類している。小惑星は地球から約200万キロメートル離れたところを通過し、その様子はオンラインで追跡することができる。巨大な小惑星が地球に向かっている。しかし、心配はいらない。小惑星はネットフリックス(Netflix)の映画『ドント・ルック・アップ(Don't Look Up)』のように地球を直撃することはない。小惑星は、アメリカ東部時間の2022年1月18日午後4時51分(日本時間19日午前6時51分)、地球から約120万マイル(約200万キロメートル、地球と月の距離の5倍以上)離れたところを通過すると予想されている。この小惑星「7482(1994 PC1)」は幅が約1000メートルで、1994年に天文学者のロバート・マックノート(Robert H. McNaught)によって発見されて以来、NASAの科学者によって追跡されてきた。この小惑星は、今後数週間のうちに地球を通過するいくつかの大きな小惑星の一つだ。「地球近傍小惑星『1994 PC1』は非常によく知られており、専門家によって何十年にもわたって監視されてきた」とNASAは1月12日にツイッター(Twitter)に投稿した。 「安心してほしい。1994 PC1は、我々の惑星を安全に通過する」USAトゥデイによると、1994 PC1は地球の軌道を横断しているため、NASAによる「潜在的に危険な小惑星」に分類されている。ユニステラー(Unistellar)社の最高科学責任者で、SETI研究所の上級惑星天文学者であるフランク・マーキス(Franck Marchis)は同紙に、この小惑星は核爆弾よりも大きなエネルギーを持っているので、地球に衝突すれば「大惨事」を引き起こすだろうと説明した。しかし、1994 PC1を心配する必要はないという。CNETによると、直径約15センチ以上の天体望遠鏡と、観測をサポートするアプリがあれば、誰でも1994 PC1が地球を時速約7万キロメートルで通過するのを見ることができるという。望遠鏡がない人のために、NASAのウェブサイト「Eyes on Asteroids」では、小惑星の軌道と最接近へのカウントダウンを表示する予定。また、Virtual Telescope Projectでは、小惑星が通過する様子をライブ配信する予定だ。NASAによると、1994 PC1は1.5年周期で太陽の周りを回っている。今後、この小惑星がこれほど地球に接近することは2105年までないという。[原文:A massive asteroid the size of the Empire State Building is about to pass Earth. Here's how to track it.](翻訳、編集:Toshihiko Inoue)

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