Engadget Logo エンガジェット日本版 次世代トランシーバー『BONX BOOST』でサイクリング、車通りが多くてもノイズがほとんど無い!

BONXがGREEN FUNDINGにて距離無制限で通話可能なトランシーバー『BONX BOOST』のプロジェクトを実施中です。価格は1個2万9700円(本来の定価)ですが、30%OFFの2万800円など割引価格で購入できます。

トランシーバーが必要な機会ってあるのか?想像力なし男だった以前の筆者なら回答に困るところですが、今はいろんな用途が思い浮かびますね〜。あんなときやこんなとき....皆さんはどんな機会にトランシーバーが欲しいですか?

筆者の一番は自転車に乗っているとき。筆者は移動の9割が自転車なのですが、最近は友人と一緒に自転車を漕ぐこともしばしば。もちろんこのとき並列走行するわけにはいきません。せっかく一緒に走っているのだから少しくらい会話したいもの。道順なんかの確認も気軽にしたいです。

じゃあスマホで電話つないでイヤホンで会話するか?と言われたらそれは違うんですよ。片耳だけイヤホンしても聞き取りづらいしマイクの性能も良いとは限りません。

さてそんなとき、役に立ちそうなモノを今回お借りすることができました。なんでも距離無制限、通常のものよりも広範囲で通話出来てしまうというトランシーバーです。次世代という言葉を担えそうな謳い文句ですがその実力やいかに。

手持ちのイヤホン(ゼンハイザー)と比較。本体はイヤホンよりも一回りほど大きい印象。ケースもしっかり厚みがありポケットに入れられるほどコンパクトとは言えないですね。本体重量は10gとちょーっと重いかなという程度。装着時はそれほど気になりませんでした。本体反転により両耳に装着可能なのが嬉しいですね。TPOに応じて使い分けわれます。

充電タイプはUSB Type-C。連続通話時間は10時間とじゅうぶんに確保されていますね。防塵防水性能はIP55。

装着イメージはこんな感じ。マイクは筆者の大きな顔サイズでは口の端に届くくらい。常時装着を考えるとこれくらいのほうが邪魔に感じずいい感じでした。

さてこのトランシーバーを引っ提げサイクリングに出かけたいところですが、その前に残念だった点を。装着感がかなり微妙だったんですよ....。イヤーチップとイヤーハンガーの掛け合わせを何通りも試したのですがバッチリはまる装着感の組み合わせには出会えませんでした。

最終的に一番大きなイヤーチップで安定させ、小さめのイヤーハンガーで外れないように固定させる方法を取り試用に問題はありませんでしたがジャストフィットとは言えなかったです。イヤーチップは市販のものと換装出来るので、まずは自分にフィットするイヤーチップを採用することから始めたほうが良いですね。

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エンガジェット日本版 次世代トランシーバー『BONX BOOST』でサイクリング、車通りが多くてもノイズがほとんど無い!

装着し自転車の旅に出ようと思います。今回は知り合いのライターと一緒。2人とも製品をお借りして専用アプリを使います。

『BONX BOOST』は通常のイヤホンとしても使用可能なので電話回線を使って会話も出来るのですが、サポート範囲外。発話検知機能やノイズキャンセリングを存分に検証するにはアプリが必須です。

アプリの操作は日本語対応もしているので超簡単。トークルームを作成してルームキーを共有すればグループ通話も可能。このあたりの操作で迷うことはほとんど無いと言えるでしょう。

では、行ってきます。『BONX BOOST』はスマートフォンの3G/LTE/4G回線、もしくはWi-Fiを使って通信するシステムであるため、インターネットに接続可能な場所であれば距離関係なく通話可能なのも確かに実感しました。かなり距離を離しサイクリングしてみても常に相手の声は届いていましたね。電波状況にもよりますが、混雑した場などは接続が不安定になる瞬間がありましたのでそこは注意。

試用して最初の感想ですが、本当にびっくりするくらいノイズがありません。今回は都内を自転車で走り回ったので必然的に車通りの多いところも通りましたが、車の走行音や喧騒をほとんど感じることなく会話することが出来ました。耳をすませばかすかに車の音を拾っているのかもしれませんが、全く気になりません。もう真隣で車がビュンビュン走っていても普通に会話出来るんですよ?すごすぎません?

マイクの着脱も検証しましたが、やはりマイクを付けていたほうが音声はクリアに聞こえるようです。もちろん製品本体のみでもじゅうぶんな音質を保っていました。風防のためにもマイクは装着しておいたほうが良いかと。

これパチンコ店や工事現場のインカムとして使用してもかなりいい感じに音声を届けてくれるんじゃないでしょうか。それくらいのノイズキャンセリング機能を持っていると思います。

発話検知もかなり性能が良かったです。赤信号で止まったときなど、車の走行音は聞こえないのに歩行者が近くを通ったときの声は拾っていました。洗練された高機能が伺えますね。

インターネット接続さえあれば距離無制限で通話可能、ノイズキャンセリングも申し分なし....。今回はサイクリングで試用しましたが、他のワークアウトや仕事への応用、可能性が無限に広がる製品でした。まさに「次世代」を担うトランシーバーと言えると思います。

『BONX BOOST』はGREEN FUNDINGにてプロジェクトを実施中です。価格は1個2万9700円(本来の定価)ですが、30%OFFの2万800円など割引価格で購入できます。支援者限定で紛失補償プランなども付きますので気になった方はお早めに!

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